大王寺の風景



霊峰白山の聖なるお力を授かりながら、自然と共存するエコロジーな精神文化を1300年に亘って継承してきた、あわづ温泉「大王寺」(養老山)の魅力をご紹介します。

大王寺の装飾彫刻


大王寺本堂は明治43年【1910】福井県あわら市波松の慶照寺本堂を移築したと伝えられています。

詳しい経緯は知られていませんが、いわゆる浄土真宗形式の建物です。木鼻には獅子、手挟に鯉・菊葉に流水、蟇股には雲。

本堂内陣は荘厳こそ真言宗寺院の形式ですが、内陣と外陣の境界にあたる欄間にはリスに葡萄と牡丹が箔押しで装飾されています。

この部分を箔押しで装飾するのも浄土真宗形式の特徴です。

また、庫裏玄関は昭和52年【1977】粟津温泉対岳館より寄進を受けたもので、大ぶりの唐破風に鳳凰・桐・獅子・牡丹

の彫刻が施されています。

祈りの小径―西国三十三所の仏たち―


大王寺本堂左手側、第一番如意輪観音から祈りの小径は始まります。

白山神社、泰澄大師像を経ておっしょべ公園まで、西国三十三所を写した石仏がおわします。

大王寺へのお参りがてら、粟津温泉への入浴がてら、散策してみてはいかがでしょうか。